シンギュラリティによる仕事の変化

~今の子どもたちに必要な力と親にできること~

生成AIの登場により、世の中の変化が加速して
います。シンギュラリティ、いわゆる人工知能が
人間を上回るのは2045年といわれていますが、
ソフトバンクグループ社長の孫正義氏は今の
小学生や中学生が社会人になる5年~10年以内に
それは起こると予測しています。


シンギュラリティがいつ起こるかはさておき
子どもたちの仕事環境は劇的に変化することで
しょう。自動運転、工場内の単純作業、
電話オペレータ、更には弁護士や消防士なども
AIに仕事を奪われるかもしれません。

AIが劇的に進化することで、単純作業や危険な
仕事はAIに代替されていきます。
では、どのような仕事が残るのでしょうか?


それは、AIが苦手な分野です。
創造力やマネジメント、思いやりなど感情的な
コミュニケーションが必要な仕事が残ると
予想されています。より人間味の溢れる仕事と
言えるでしょう。

子どもたちに必要な力

誰にでもできることはAIがやってくれます。
では、今の子どもたちにはどのような力が必要
なのでしょうか?

それは「どがった才能、個性」です!
好きなことに夢中になって才能を伸ばしましょう。
言い換えると「好きを育てる」ことが大切です。

我慢して誰にでもできる仕事をする時代は
終わりを迎えつつあります。
今後活躍できる人は好きなことを仕事に
できる人です。

子どもの「好きを育てる」ために親にできることは

の3つです。
順に説明していきます。

①きっかけをつくる(環境を整える)
子どもが好きそうなことを話題に出したり、
もしくは体験させたりすることで、好奇心を刺激します。
子供の好奇心は無限です。きっかけをつくることで、
あとは勝手に育っていくことでしょう。

②見守る(口を出さない)
子どもは夢中になるといわゆる、ゾーンに入ります。
周りの声が聞こえなくなる状態です。
このときが一番、好きなことが育っているときです!
そんなときはそっと見守りましょう。
たとえ、食事やお風呂の時間になっても、ぐっとこらえて
ゾーン状態にある子どもの様子を観察してみてください。

③共感する(応援する)
子どもの感動を見逃さないようにしましょう!
例えば、公園にどんぐりがたくさん落ちているのを
初めて見つけた子どもは感動しています!!
そんなとき、親は携帯をいじっている場合ではありません!
子どものキラキラした目を見つめて、一緒に感動
してあげましょう!
その行動が、子どもにとっては大きな喜びを生み
次のステップへとつながります。

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